入れ歯治療

sp_btn01.png
メールでのお問い合わせ

当医院の入れ歯治療【テレスコープ・システム】

現在、歯を失ってしまった時はインプラント、という傾向が顕著で、その機能性、審美性と快適性から素晴らしい方法であることは誰もが認める事実であり、当医院でも開業時以来17年取り組んでいます。一方、日本は超高齢社会に突入し、その多くが他に病気を持っている、歯周病がある、骨粗しょう症で顎の骨がもろい、などの理由でインプラント治療が難しい場合もあります。更にはインプラントにトラブルが起こった場合、介護が必要となった場合、など体力的にも非常にリスクが高くリカバリーが困難になることは必至です。

その際の新たな選択肢となるのが、歯科先進国ドイツで開発された「テレスコープ・システム」です。テレスコープシステムは、130年の歴史があり、世界で高い評価を得ている技術です。

その中の一つリーゲルテレスコープシステムは、従来の周囲の歯にバネをかけて装着するものではなく、残っている歯に金属製の「内冠」をかぶせ、それに合わせて入れ歯と一体化してつくられた「外冠」を装着するというものです。内冠と外冠との摩擦力を最小限に抑え、留め金を入れ歯の中に組み込むことによって、支台歯への負担も少なくなっています。ボタン式の留め金で簡単に取り外しが可能ですが、自然に動いたり外れたりすることはありません。
このように、「テレスコープ・システム」は、リカバリーやメンテナンスも安易で清掃性もよく、従来の入れ歯とは異なり、まるで「自分の歯のように噛めて」長期的に安定して機能するメリットの大きな治療法です。

メルセデスベンツやBMWなどの高級車から、ミーレ洗濯機のように、ドイツ人は安全性、経済性と合理性を追求する国民です。そんなドイツ発祥のテレスコープシステムとインプラントの融合が、これからメインとなっていくことと思います。

 

 

リーゲル・テレスコープ・システムのメリット

  • 土台となる歯への負担が少なく長持ちする ⇒ 費用対効果が高い!
  • 取り外しが可能で清掃性が高く、残っている歯が歯槽膿漏になりにくい ⇒ 常に清潔!
  • 一体化した構造で咀嚼率が高い ⇒ 硬い物がバリバリ食べれる!
  • 針金等が無いので入れ歯とは気づかれない ⇒ まるで自分の歯のよう!

高い技術を持つ歯科技工士

一般的に、保険診療と自費診療の違いは使用する歯科材料であるという認識が高いと思います。しかし、最も大きな違いは修復物を作製する歯科技工士の技術にあります。噛み合わせのバランスを綿密に考え、機能性にも審美性にも優れた修復物を作製するそのスキルにこそ、価値があるのです。またテレスコープシステム製作の際にドイツ基準の正しい機械を使っているか否かも大きなポイントです。
当医院では、上記の基準をクリアしていて、長いお付き合いのもと信頼のおける歯科技工士に、テレスコープの作製を依頼しています。患者さんそれぞれの骨格や噛み合わせに合わせて、しっかりフィットする入れ歯をつくることのできる優れた技術力を持つ歯科技工士です。

 

 

 

 ●それでも入れ歯はちょっと… という方には●

        

        ☟ ☟ ☟ ☟ ☟

インプラントとは

何らかの原因で歯を失った場合、従来は入れ歯やブリッジ(失った歯の両隣の歯を削って橋渡しをするように歯を補う治療)で回復する治療が一般的でした。

しかし、患者さんのなかには、入れ歯に抵抗感がある方や、健康な歯はなるべく削りたくない方もいらっしゃいます。そのような方には「インプラント」という選択肢があります。

顎の骨にインプラント(人工歯根)を植えて、失った歯をピンポイントで補う治療方法です。

インプラントのメリットは、自分の歯と同じような感覚でしっかり噛むことができ、審美性も優れている点です。

多くの方は「インプラントには大変な手術が必要」と考えていらっしゃいます。しかし、近年はインプラントの素材や形態、植える方法などが改良され、1回の手術で治療できる方法が主流になっています。

多彩な治療法を知り尽くし、総合的な観点から診断

当医院の院長は、噛み合わせの治療を主軸に、「テレスコープ・システム」「本格矯正」「インプラント」といった多彩な治療法を学び、20年以上のキャリアを通してさまざまな症例に関わってきました。

この3つの治療法を行える歯科医師は全国でも非常に稀と言えます。近年はアメリカの分業制度の影響でひとつの治療法に特化した歯科医師が多く、複数の治療法を専門的に学び、実践してきた歯科医師は限られています。

各治療法のメリット・デメリットを知り尽くした当医院だからこそ、総合的な観点から診断し、患者さん一人ひとりに最適なご提案をすることが可能です。

 

インプラントは患者さんにとって最善の選択となる場合のみ、実施いたします。

 

歯科用CT(シロナ社 ORTHOPHOS XG 3D)などを活用した精密検査に基づき、患者さんの噛み合わせの安定度や患者さんが歯を失った理由にまで着目して、責任を持って判断しております。

当医院のインプラント

OGAインプラント

当医院で使用するインプラントは、1958年フランスのシェルシェブ博士によって考案されたものを1992年顎の幅が狭い日本人向けに改良されて以来日本国内で2万本超の実績を誇る「OGAインプラント」です。1回の手術で済むタイプで、派手な手術が不要、植立後すぐに噛める、患者さんの身体の負担が少ないなど、様々なメリットがあります。当医院でも17年以上の実績があります。

また、一般的にインプラントは高額なイメージを持たれがちですが、当医院では中間業者を挟まず、コストを抑えて調達することで、適正価格でご提供することを可能にしております。ですので「安いインプラント=ダメ」ということは決してございません。CT・レントゲン撮影代や仮歯代、投薬代といった追加料金もかかりません。

ただし、あえて植立後すぐに噛ませて他のインプラントに比べて骨の再生・増殖を約7倍早く図るため(圧電効果)、インプラント植立前にちゃんとした噛み合わせの治療を受けて頂くのが絶対条件となります。

特徴

  • 手術による患者さんの身体的負担が軽い(歯肉剥離、切開などの外科的処置が最小限、手術が短時間)
  • 手術後に腫れや痛みが少ない
  • 植えた後、すぐに仮歯を入れて噛める
  • 防波堤と同じ形の独楽型構造をしているため、応力分散効果に優れ、他のインプラントに比べて、骨の再生・増殖が約7倍早い(植えた直後からあえて噛ませる「圧電効果」により、癒着を促進)
  • 治療期間が短い(平均で半年)
  • 汚染に強く、歯石の影響を受けにくいため、インプラント周囲炎になりにくい
  • アレルギー反応の心配がない。(国内販売されているインプラントの中で、唯一細胞毒性の極めて強いパナジウムを含まない純チタン製インプラントである)
  • リカバリーが容易なので将来、介護などが必要になった場合安心。
  • 他のインプラントに比べて費用が安価である

インプラントの注意点

以下にあてはまる方には、インプラントをおすすめできません。

  • 全身疾患のある方(特に血液性の疾患や骨粗鬆症)
  • 喫煙されている方(特にヘビースモーカーの方)
  • 生活サイクルが不規則で、栄養状態に偏りのある方
  • 定期的なメンテナンスのために通院ができない方
  • インプラントを植える顎の骨に、十分な厚みがない方


特に喫煙は治療後の経過が悪くなりがちで、数年しかもたないケースが数多く報告されています。インプラントの失敗の原因の内95%を占めると言われています。