完全に消えなくてもかなり軽減するケースを沢山経験してきました。
当然と言えば当然です。悪い噛み合わせや歯並びは口元の筋肉に緊張感を与え、結果しわを強調させます。お口に合っていない入れ歯や低い噛み合わせは筋肉を収縮させ深いしわを作ります。
また犬歯(糸切り歯)の真後ろにある第一小臼歯(4番)を抜歯して矯正治療した方でほうれい線にお悩みの方も実は結構いらっしゃいます。
当然です。丁度口角の端付近に存在する第一小臼歯を抜歯してしまうのですから
第一小臼歯の存在の大切さは何度も何度もこの「院長コラム」の中で協調してきましたが、その機能面のみならず審美面においても大きく影響してきます。
上記が原因の場合、ヒアルロン酸を注入したとしても根本的な解決にはならないでしょう。
【例1】
この方は歯並びが悪く、また噛み合わせが右に曲がっているため、ほうれい線が気になって仕方ないと言っていました。
そこで矯正治療と噛み合わせの治療を行い歯並びを良くして曲がった噛み合わせを真っ直ぐにしたところ…
法令線はほぼ無くなりました!
【例2】
10年以上前に大学病院で犬歯(糸切り歯)の真後ろにある第一小臼歯(4番)を上下左右4本抜歯して、噛み合わせの低い金歯を入れられて以来体調不良や噛み合わせの違和感に悩まされてきた患者さんです。
ほうれい線のみならず下顎のしわに注目して下さい!
再矯正と適正な高さのセラミックを入れました。
ほうれい線が浅くなり、何と言っても下顎のしわがかなり改善されたのがお分かりになりますでしょうか?
以上、ほんの少しの例だけお見せしましたが、噛み合わせ、矯正治療によって享受出来るメリットは沢山なのです!!
筋肉は…いや
「噛み合わせ・矯正治療は裏切らない!」