最近の若い人は顎が小さく尖っていて、その小顔がカッコいいとさえ言われています。
しかしその反面、歯並びが悪くなり、舌の位置異常を招き、結果健康に悪影響を与えるということを知っていますか?
舌の位置異常は喉が塞がれた状態になる場合が多く、身体は酸素不足になって全身に様々な悪い症状を引き起こすのです。
つまり舌は生命に直結する常用な器官と言えます。
① 筋肉や筋力がついていない舌。歯列の中に舌は沈下し、舌の付け根の部分はかなり喉に落ち込んでいる。
② 歯並びが悪いため口の中が狭くなり舌にストレスがかかって、歯型が付いてしまっている。
③ 舌にストレスを与える上顎の歯列
④ 舌にストレスを与える下顎の骨隆起
⑤ 噛み合わせが深いため、噛んだ時に下の歯が見えない。舌の部屋が上下的、前方から狭くなるため、舌は喉に落ち込み酸素不足となる。
このような舌や歯並びの異状で起きる酸素不足により、次の症状が起きます。
① いびき
② 集中力が出ない→お子さんの学力低下!早期矯正治療が大切!
③ 寝起きが悪い
④ 冷え症
⑤ 肩こり・頭痛
⑥ 生理不順
最後の写真の患者さんは矯正治療を行い、上記①~⑥の症状がだいぶ改善しました。
皆さんもこうした症状があるのなら。一度専門医の診断を受けてみることをお勧めします。
今回は舌の位置異状の観点から矯正の必要性を書いてみました。