院長コラム

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2018.10.10更新

皆さんの歯は毎日の食事をする際や就寝時や無意識下での歯ぎしりや食い縛りの際に強い力で酷使させられ、汚れや口腔細菌に日々晒されています。そんな中で本当に身体に無理が無く長期的に安定するかぶせ物は何でしょうか?

 

折角治したところからまたダメになってきてやり変える必要が生じてしまうというリスクはどうしたら避けることが出来るのでしょうか??

 

今まで皆さんはこれからずっと使うかぶせ物について、単純に健康保険の銀歯にするか?そうでない自費の高い白い歯にするか?という説明しかされて来なかったのではないでしょうか?

 

と言うのも、そもそもどうやったら長持ちするのか?どうなったら歯がダメになるのか?ということを“教えていない”医療機関が結構多いからなのです。

 


 今まで他医院に通われれてた患者さんによくよく話を聞くと、手際よく虫歯治療をして治してくれることだけに忙しくて、どうやったら治した歯が長持ちするのか?という方法論にまでは全く時間を割かずに、保険と自費の値段の違い位についてしか説明してくれず、単純に高いか安いかという判断だけしかされなかった方が結構多いことに驚きますgan

 

とっとと安上がりにダメになったところだけを早く治して欲しいということだけを求めてこられる方にとっては、うちの診療所は向いていないと言わなければなりません。

 

「どうやったらまた同じところがダメにならないように出来るのか?」 「別のところがダメにならないようにするにはどういったことをすればよいのか?」知って頂きお伝えすることが何より重要なのです!

 

皆さんには、人生の貴重な限られた時間を割いて、折角通院して頂くわけですから、無駄な時間を取られないようにする方法をまず知っていただきたいのです

 

自分の歯がダメになり、知らないうちに別の場所もダメになり治療を必要とする事態を望む方は誰もいないでしょう。他の診療所で、歯磨きをよくしてくださいということを伝えられただけで、具体的にどういった行動をあなたがとればよいのかということまで伝えられてきたでしょうか?

 

長期的に口腔内を安定させ、治療のための無駄な通院時間の節約が出来る具体的な方法は次の2つです。

 

① かぶせ物の素材は健康保険の銀歯などの金属の場合ですと、金属イオンの影響でプラークが付きやすく (➜部)、プラークの溜まった場所から酸化腐食が始まり、やがて黒くなり、2次う蝕で (←部) 何年か後に再治療のリスクがかなり高まるので、金属でない素材でしかも表面にプラークが付きにくいジルコニアセラミックのほうが良いのは当然です。また、酸化腐食すると金属アレルギーの影響が出やすくなり口腔内電位が高まり、身体に悪影響を及ぼします。

 

 

プラーク

 

じるこにあ

 ジルコニアセラミック

 

 

② かぶせ物をどうしても金属にする場合には、せめて予防処置を徹底させ、かつ定期的なクリーニングとメンテナンスにお金をかけるという習慣化が重要だということです。

投稿者: アクアデンタルクリニック