院長コラム

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2025.03.08更新

目黒区祐天寺アクアデンタルクリニック院長の仁藤博之です。

 

 

今回ご紹介する症例は都内の大学病院矯正科と矯正歯科専門クリニックの2か所で外科手術が必要と言われ、セカンドオピニオンで当医院に来院された開咬(オープンバイト)の30代女性です。

 

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確かに開咬(オープンバイト)も中等度ではありますが、当医院では外科手術無しでも十分治療可能であると診断しました。

 

しかしそれ以上に厄介なのが、右の奥歯のガタガタいわゆるハサミ状咬合が重度であることでした。

 

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上顎の奥歯が外向きに飛び出していて、上下で嚙み合っていない状態がお分かり頂けるかと思います。

 

 

cross
上の歯が下の歯の外に飛び出している状態は「ハサミ状咬合」または「シザースバイト」と呼ばれます。

問題点としては


1. 飛び出した歯に負担がかかりやすい
2. 咬み合わせが安定しない
3. 歯磨きがしづらい

などがあります。

 

ハサミ状咬合は不正咬合の中でも改善するのに難易度が高く苦労するかみ合わせです。ですのでワイヤー矯正でハサミ状咬合を改善する場合、顎の骨に小さなスクリューなどの補助装置を埋めることが必要なケースが多いです。

 

しかし今回はGEAW矯正のみで改善することができました。

 

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cross2

 

右側一番の奥の歯がきちんと咬みあうようになりました。もちろん前歯の開咬(オープンバイト)も治りました。

 

【主訴】セカンドオピニオン。大学病院と他医院で重度の開咬(オープンバイト)のため外科手術が必要と診断されたが外科手術無しで出来る範囲内で治療したい。とのことで当院を受診された30代の女性。


【治療方法】新素材ゴムメタルを使用したGEAW(ギア)システム用い、外科手術しないで治療を行いました。


【治療期間】2年6か月 


【治療後】手術無しで綺麗に治ってとても満足との言葉をご本人より頂きました。

 

【治療費用】診査・診断およびリテーナー(後戻り防止装置)も入れて:約115万円


【治療に伴うリスク】1日20時間以上顎間ゴムなどの患者さんの協力が必要です。 歯の移動に伴う痛みや口内炎などがあります。 矯正期間中は虫歯、歯周病のリスクが高くなります。歯の移動に伴う歯肉退縮や歯根吸収が起こる事があります。

 

【矯正前】

 

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【矯正後】

 

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*開咬(オープンバイト)でお悩みの方、

*他医院や大学病院で第一小臼歯抜歯が必要と言われた方、

*他医院や大学病院で外科手術が必要と言われた重度の受け口の方、

*他医院や大学病院で難しいと言われた難症例の方、

  

    まずは一度ご相談ください。

 

東京都目黒区祐天寺 アクアデンタルクリニック  TEL 03-3713-4443

 

 

 

投稿者: アクアデンタルクリニック

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